日本と欧米の動物観

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日本と欧米では動物観の違いがあります。

例えば、西洋における動物の位置付けとして、
「動物は神が人間のために創り出したもの」というふうに捉えられ、
動物を人間の周りに置き、きちんと管理しようとします。
これは、キリスト教やイスラム教、
ユダヤ教などの教えから影響されています。

一方、日本では「人と動物は同じ仲間」と考えられ、
動物を利用するという認識はもっていませんでした。
これは、仏教の輪廻転生の思想と繋がっています。
動物の肉を食べていなかったということも挙げられます。

そのため当然動物のペットとしての飼い方も違っています。

欧米では、動物を管理の対象にし、厳しく躾をします。

日本では、躾は厳しくなく「好きにさせておこう」というスタンスです。

どちらが良い悪いではないのでしょうが、現状として
日本では欧米に較べ、アニマルセラピーの普及がしにくい
といわれています。
それは「動物を人のために利用する」という観念に
乏しいためなのかもしれません。
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